アンチエイジング|美肌ケア

アンチエイジングのさまざまな治療方法

美容皮膚科や美容外科では、肌老化を改善するさまざまな治療を受けることができます。
 
医師による本格的な治療で、エイジング肌の悩みを解消しましょう。
 

【ビタミンC】

微弱電流を使って皮膚にビタミンCを浸透させるもの。
 
シミ、ニキビ、ニキビあと(赤みや色素沈着)、小ジワなどに有効です。
 
家庭用導入器も市販されていますが、クリニックで受けるほうがより効果的です。
 
ケミカルピーリングと組み合わせて行うとさらに効果がアップします。
 
費用の目安
1回5000~1万円
施術回数の目安
2~4週間おきに10回程度。
 

【ケミカルピーリング】

肌に酸の一種を塗って肌表面の古い角質をとり除くことで肌を活性化し、若返り効果をもたらします。
 
シミ、ニキビ、ニキビあと(陥没も含む)、小ジワなどに有効です。
 
費用の目安
1回1万~2万円
施術回数の目安
3~4週間おきに5~10回程度。
 

【ボツリヌス注射】

ボツリヌス菌が産生する物質を筋肉に注射して動きを止め、表情ジワを改善します。
 
額のシワ、みけんの縦ジワ、目尻の笑いジワなどに適しています。
 
最近はこれを顔全体にごく少量ずつ注入して皮膚にハリを持たせるという治療も行われています(ボトックスリフト、マイクロボトックスなどと呼ばれます)。
 
額やみけんに量を多く打ちすぎると眉毛が下がるなどのトラブルが起こることがあるので、まずは少量から入れてみて、足りない場合は足していくようにするとよいでしょう
 
費用の目安
1回5万円~
効果の持続期間の目安
約半年
 

【レチノイン酸】

化粧品に配合されているレチノール(ビタミンAの一種)と同系統のものですが、レチノイン酸は医薬品で、より効果が高いものです。
 
コラーゲンをふやしてシワを改善する、ターンオーバーを高めてメラニンを排泄するなどの効果があります。
 
続けて使うと刺激を生じやすく、赤みや乾燥が出ることがあるので、皮膚科医の指導のもとに使います。
 
費用の目安
1カ月分で2000~5000円程度。
治療期間の目安
半年ほどは続ける必要がある。
 

【フィラー】

「フィラー(Filler)」とは、「充填物」というような意味。
 
皮膚に注入物を入れて、シワを改善したり鼻を高くしたりする治療です。
 
いろいろな注入物が開発されており、ほとんどのものが時間がたつと吸収されてなくなっていきます。
 
定期的に注入をする必要がありますが、美容手術とは違って、元に戻すことができる安全な方法です。
 

【PPP (Platelet Poor Plasma)】

自分の血液からとり出したタンパク質を皮膚に注入し、ふっくらさせるもの。ほほ全体がこけた人など、多量のフィラーを必要とする人に向いている。
 
費用の目安
1回10万円~ (両ほほの場合。注入量によって異なる)
効果の持続期間の目安
4~6カ月程度。
 

【ヒアルロン酸注射】

ゲル状のヒアルロン酸を真皮に注入し、シワをふっくらさせます。

費用の目安 1回7万円~ (左右の法令線に注入した場合) 効果の持続期間の目安 初回注入時は約半年。

繰り返し注入すると、より長くもつようになり、1~2年程度効果が持続することも。
 

【カルシウムヒドロキシアパタイト】

ヒアルロン酸と同様に注入しますが、真皮のコラーゲンをふやす働きがあるため、効果が長続きします。
 
あごをとがらせて顔をシャープに見せるなどの使い方をされることもあります。
 
費用の目安
1回10万円~
効果の持続期間の目安
1年半~2年
 


 

注射のQ&A

Q:効果が消えたら、もう一度注入しないといけないの?
 
A.してもしなくてもかまいません
時間がたつと、注入したものは吸収されてしまいますが、一度治療をしたからといって、その後も続けなければならないわけではありません。 パーマも時間がたてばとれてしまいますが、もう一度かけるかどうかは本人次第。フィラーの場合も、これと同じです。
 
Q:注入したものが吸収されると前よりシワが深くなるって本当?
 
A.注入前の状態に戻るだけです
治療によって、シワなどの状態が前より悪くなることはありません。注入する前の状態に戻るだけです。ただ、注入したものが吸収されるまでに半年以上かかるので、月日がたった分、シワが進行していることはありえます。
 
Q:治療の痛みやトラブルは?
 
A.注射の痛みはあります
フィラーはすべて注射なので注入時の痛みはありますが、麻酔クリームなどでかなり緩和することができます。 また、注射した後、皮下出血を起こして青くなることがあります。その場合、治るまでの1~2週間程度はコンシーラーで隠す必要があります。 医師の技術が悪いと、まれに、注入した部分がぼこっとふくらんで見えるなどのトラブルも。 特に目の下の薄い皮膚に注入した場合に起こりやすいので注意が必要です。 ※美容を目的とする治療には、健康保険は適用されません。 治療にかかる費用は病院によって異なるので、事前に確認してください。
 

 

光や熱を用いた若返り治療

レーザーや光治療器などのマシンを用いて、皮膚を若返らせる治療。メスを使わずにシワを改善する、毛穴を小さくするなど、さまざまな効果が見出されています。

【IPL (Intense Pulsed Light)】

おもにハロゲン光(フラッシュランプ)を光源とした光による治療。
 
レーザーよりも広い波長(ブロードバンド)の光を発するため、シミ・シワ・赤み・ニキビなどさまざまなものに効きます。
 
いろいろなIPLが開発され、レジュビネーション治療(フォトフェイシャルなどと呼ばれる)や脱毛用に用いられています。
 
IPLはレーザーよりもやさしいと言われますが、さまざまなものに反応するため、肌が黒っぽいとやけどを起こすなどのトラブルもあります。
 

【レーザー】

特定の波長の光のエネルギーを集約して発振させる装置がレーザーです。
 
メラニンだけに吸収させる光を当てればシミがとれる、真皮のコラーゲンを活性化させる光を当てればシワが改善される、などの効果があります。
 
肌の若返りを目的として顔全体に照射することを「レジュビネーション(若返り)治療」と言い、キメの乱れやくすみ、小ジワなどに有効とされます。
 
ただし、ダウンタイムのない治療はあまり強いものではないので、深いシワをとることまでは難しいようです。
 
シワやニキビあとの陥のほうが有効です。
 

【高周波(ラジオ波、RF=Radio Frequency)】

高周波は光でなく電気エネルギーであり、主にたるみの改善に用いられます。
 
強いものから弱いものまで、いろいろな種類があります。
 
高周波は、メラニンに特に吸収されるという性質がないため、肌の色が濃い人でも安全に受けることができます。
 

【LED(Light Emiting Diode=発光ダイオード)】

LEDが発する光を日やけサロンのように肌に当てる、痛みのない治療。
 
おもに3色の光があり、赤は毛穴や小ジワに、白(クリア)はたるみに、青はニキビに有効です。
 
効果も穏やかですが、強い治療は望まないという人にはよいでしょう。
 
よく考えてから治療法の選択を! ネットなどで美容治療について調べてみると、メスを使わずにシワがとれる、ダウンタイムなしで若返る、などという宣伝文句が踊っていますが、そう簡単にシミもシワもとれるような夢の治療はありません。
 
マシン美容の多くは治療費が高額になるので、自分のニーズに合うものかどうか、よく考えてから治療を受けましょう。
 
ダウンタイム:美容治療を受けたあと、かさぶたができたり顔がはれたりして普通に仕事に行けなくなるなど、生活に支障が出る期間のこと。
 
治療に臨む際にはきちんとダウンタイムの確認を。
 

【フラクショナルTB (TR=Infra Red)】

レーザーなどのエネルギーを細かい点状に集約し、細く深く皮膚に到達させる手法をフラクショナルと言います。
 
レーザー光のほか、赤外線(IR)やRFをフラクショナル化したマシンもあります。
 
ニキビあとの治療のために開発されてきた治療ですが、毛穴の開き、さまざまな傷あと、妊娠線、シワ、たるみなどにも効くタイプが登場し、脚光を浴びている新 しい治療分野です。
 

【赤外線】

赤外線の温熱効果を利用して皮膚に熱変性を起こし、コラーゲン産生を活性化してシワやたるみを改善します。強いものから弱いものまで、さまざまです。
 

【超音波】

超音波で筋膜を焼いて縮ませるウルセラというマシンがたるみ治療器として登場しました。
 
痛みが強く、一回の治療費も20万円以上と高額ですが、効果も高いといわれています。
 


 

シミやほくろをとるレーザー

【シミ治療の流れ】
シミやほくろをとる場合は、その部分だけにレーザーを照射し、メラニン色素を焼いていきます。紫外線でできたシミ(老人性色素斑)は、レーザーでとるのがおすすめです。
 
①カウンセリング シミなどの大きさや深さなどをチェック。レーザー治療が有効か、どんな種類のレーザーを使うかなどを見きわめる。シミ治療の場合、おもにルビーレーザーやNdヤグレーザーなどが使われる。
 
②クレンジング レーザーを当てる部分だけ、メイクや日やけ止めを落とす。
 
③レーザー照射 目を守るゴーグルをつけ、患部にレーザーを照射する。レーザーが肌に当たった瞬間、ゴムでパチンとはじかれたような刺激を感じる。
 
費用の目安 シミ1カ所につき、約5000円~ (シミの大きさや症状、使用する機器のタイプなどによって異なる)
 
【アフターケア】
1~2日で患部が黒いかさぶたのようになるので、肌色のテープやファンデーションでカバー。7~10日ほどで黒い皮がはがれます。シミの再発を防ぐため、治療後3カ月ほどは、特に日やけに注意。
 

 

再生医療

自分の血液からとり出した成分や細胞を皮膚に注入し、若返らせる治療。即効性はありませんが、アレルギーの心配がないというメリットも。
 

【PRP療法】

Platelet-Rich-Plasma注入療法。自分の血液からとり出した血小板を、皮膚に注入するものです。
 
血小板にはコラーゲン再生を高める力があるため、それを利用してシワを改善します。
 
うまくいくと非常によい結果が出ますが、効果に個人差があり、「3回受けたがあ まりかわらない」「ふくらみすぎて、ボコボコになった」などというケースも。医師の力量や、信頼できるクリニックかどうかをよく見極めることが大切です。
 

【自分の細胞を培養して注入する治療】

RACS (Replenishment of Autologous Cultured Skincellの略)」「Re-Born」などと呼ばれるものがあります。
 
主に自分の皮膚や脂肪組織から線維芽細胞(コラーゲンを生み出す細胞)をとり出して培養し、皮膚に注入するもの。
 
若いときの線維芽細胞を凍結保存して、後に使用するという方法もあります。
 
ただし、線維芽細胞がコラーゲンを生み出すためには、エストロゲンや成長ホルモンなどさまざまな指令物質が必要。20歳のときの細胞を注入しても、それが働く環境が20歳のときと違っていることを忘れてはいけません。
 


 

その他の若返り治療

マイルドで痛みがなく、安全な治療です。劇的な効果は期待できませんが、痛みやリスクがないことは大きなメリット。
 
マイルドなものと知って受けるにはとてもよい治療です。
 

【インディバ RF(機械の名称)】

ラジオ波の中でも低い周波数帯を用いて皮膚を活性化する治療。
 
元来、癌治療のために開発されたものですが、美容効果があることが古くから知られ、メディカルエステの分野で使用されています。
 
電極でマッサージするようにして用いるため、痛みはなく快適。シワ治療や痩身のために使われます。
 

【エレクトロポレーション(電子穿孔理論)】

特殊な電子パルスを利用して肌の奥にいろいろな物質を浸透させる技術。
 
イオン導入に似ていますが、より深く大量に浸透します。
 
イオン導入では浸透しなかったコラーゲンやヒアルロン酸も浸透させることができますが、自分のコラーゲンやヒアルロン酸ではないため、定着はしません。
 
また、この治療ではシワが消える」というレベルまではいきません。
 
ただし、細胞増殖因子や各種ビタミン、美白成分などさまざまな物質を浸透させられるので、それらによってシミやシワを改善したり脂肪を減らしたりするなど、今後の可能性を秘めた分野といえます。
 

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