睡眠は美肌のための最高の美容液

肌の再生時間

睡眠不足が続くと、肌のコンディションは明らかに悪くなります。
 
きれいな肌を保つためには食事やスキンケアに気を配ることが必要ですが、それ以上に大切なのが、しっかり眠ること。肌にとって、睡眠は最上の美容液です。
 
その理由は、ターンオーバー(肌の生まれかわり)は眠っている間に行われるから。
 
起きて活動しているとき、血液は脳に多く集まってしまい、肌にはあまり行き届きません。
 
眠っている間は脳が休息しています。そのため、肌や内臓にも血液が行きわたり、酸素や栄美がたっぷり届けられるのです。
 
睡眠にはリズムがあり、約9分ごとに浅い眠りと深い眠りをくり返しています。
 
また、睡眠の最初の3時間は特に眠りが深く、その間に成長ホルモンの分泌が高まって肌のターンオーバーも活発になります。肌細胞の修復のためには、最低でも6時間の睡眠が必要。
 
ターンオーバーは加齢に伴って低下するので、年齢が上がるほど、睡眠不足の影響は強く肌にあらわれま す。
 
帰宅が遅くなったときは、入浴やスキンケアに時間をかけるより、早く寝るようにしたほうがお肌のためになります。

睡眠が大切な理由

【成長ホルモンの分泌量】
分泌量は睡眠の最初の3時間に成長ホルモンが多く分泌されます。
 
成長ホルモンが分泌されると、肌の奥で細胞分裂が起こります。
 
【睡眠時間】
最低でも1日6時間は眠る 厚生労働省が推奨するのは1日7時間の睡眠。7時間眠る人がもっとも健康的で長生きだから。7時間は難しくても、せめて肌のために6時間は眠るようにする。
 
スキンケアでは、睡眠不足を補えない 睡眠不足による肌荒れは、どんなスキンケアでも救えない。入浴やスキンケアに時間をかけるより、早寝がおすすめ。
 

 

睡眠時間だけでなく睡眠の質

日本人ほど睡眠を軽視している国民はいません。
 
ターンオーバーを促す成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、睡眠の最初の3時間です。
 
肌の再生をスムーズにするためには、この3時間に深く眠ることが必要です。
 
ふとんに入ってもなかなか眠れない、夜中に何度も目が覚める、といった不眠に悩む人がふえていますが、夜ぐっすり眠れない人は、昼の時間の過ごし方を見直してみましょう。
 
特に仕事で長時間パソコンに向かっているような場合、脳は緊張しているのに体が疲れていないため、寝つきが悪くなることがあります。
 
運動不足にならないよう、日ごろから、仕事や家事の合間に軽く体を動かすことを心がけましょう。
 
体の機能をコントロールする自律神経には、活動するときに働く交感神経と、体を休めるときに働く副交感神経の2種類があります。
 
質のよい睡眠のためには、眠る準備として神経の興奮をしずめ、体をリラックスモードにする副交感神経の働きを活発にすることも大切です。
 
寝る前には、脳を刺激する極端な明るさを避け、できれば夜8時以降はカフェインをとらないようにしましょう。
 

 

不眠の原因となる生活習慣

深夜のテレビ テレビやパソコンなどの明るい画面を見ると、脳が昼とカン違いしてしまうので、寝る直前に見る避ける。
 
運動不足 ぐっすり眠るためには、体もほどよく疲れていることが大切。特にデスクワーク中心の人は運動不のは足になりやすいので、ウォーキングやスクワットなどをとり入れて。
 
20時以降のカフェイン カフェインには神経を興奮させる作用がある。夜飲むなら、ハーブティーなどノンカフェインのものを。特に、リラックス効果のあるカモミールティーがおすすめ。
 
深夜のコンビニ コンビニエンスストアの店内など極端に明るい環境も、脳を刺激する原因に。不眠ぎみの人は、深夜に立ち寄るのは避ける

肌のためには規則的な睡眠が大切

寝だめや夜ふかしをしている人は肌も荒れぎみです。
 
睡眠時間を補うため、週末に「寝だめ」をする人がいます。でも、寝だめによって体の疲れはそれなりに回復しますが、肌の再生を1週間分まとめて行うことはできません。
 
ターンオーバーは眠っている間に行われますが、細胞の生まれかわりが特に活発になるのは睡眠の最初の3時間。
 
睡眠時間の長さに比例して肌の修復が進むわけではないので、まとめて長時間眠っても美肌効果は期待できません。
 
食事であれば、前日の野菜不足を次の日に補うことも可能ですが、睡眠不足をあとからカバーすることはできないのです。
 
それどころか、週末の寝だめが、不眠の原因になることもあります。睡眠のサイクルは人の体に備わった体内時計によってコントロールされていますが、不規則な眠り方が体内時計の働きを乱すことがあるのです。
 
就寝・起床時間は、休日でも1時間以上前後しないようにするのが理想。
 
最低6時間の睡眠を確保し、さらに最初の3時間をぐっすり眠れる暗く静かな時間に迎えるためには、遅くとも0時半にはふとんに入っていたいもの。
 
寝るのが遅くなったときも朝寝坊はせず、いつもの時間にいったん起きて、午後、1時間以内の昼寝をしましょう。
 

 

睡眠の正解と間違い

【正解】
0時半までにはふとんに入る 寝る時間が遅いと、肌の再生に大切な就寝後3時間以内に明るくなったりさわがしくなったりして睡眠が浅くなるため、遅くとも1時までには眠っているようにする。
 
夜ふかしの翌日もいつもの時間に起きる 体内時計の働きを正常に保つため、極端な朝寝坊は避け、いつもとほぼ同じ時間にいったん起きる。どうしても眠い場合は、午後、短時間の昼寝をするとよい。
 
【間違い】
週末に寝だめをする 肌の修復のためには、毎日、規則正しく眠ることが必要。まとめて長時間眠ったからといって、睡眠時間に比例して肌のターンオーバーが進むわけではない。
 
夜ふかしの翌日は遅くまで寝ている 不規則な睡眠は、体内時計を乱す原因になる。体内時計が乱れると、不眠に悩まされたり、ぐっすり眠れないために肌の再生がスムーズに進まなくなったりする。
 

 

夜ふかしの癖がつきやすいわけ

人は、生まれながらにして「1日25時間」の体内時計をもっています。体内時計と実際の1日の間に1時間のずれがあるため、人は遅寝遅起きになりやすいのです。
 
体内時計を正しく回して美肌をキープするためには、毎日、朝日を浴びて体内時計をリセットすることが必要です。
 
睡眠のリズムを整えるためには?
①朝は8時までに起きる 朝日を浴びて体内時計をリセットするため、夜ふかしした翌日も朝8時には起床。午前中はそのまま起きているようにする。
 
②寝る時間と起きる時間を一定に 就寝・起床の時間は、できるだけ一定にする。平日・休日などにかかわらず、1時間以上は前後しないようにするとよ
 
③規則正しい生活を 睡眠時間を一定にするだけでなく、食事や活動、休息など、生活全般のリズムを整えることも、体内時計の働きを整えるのに役立つ。
 

サーカディアン・リズムとは?

ぐっすり眠ってすっきり目覚めるためには、「1日25時間」にセットされている体内時計を毎日リセットする必要があります。体内時計をリセットするために必要なのは、起きて朝日を浴びること。太陽の光を基準に、活動や休息に適した状態に調節する体のリズムを「サーカディアン・リズム」と言います。

パソコンやテレビなどの明るい画面の影響

熟睡するためには、眠る前の準備も必要です。
 
不眠ぎみの人の場合、ちょっとしたことが眠りを妨げる原因になっていることがもあります。
 
まず注意したいのが、室内環境。明るい光は脳を活性化させるので、寝る1時間ほど前からは照明を暗めに調節します。
 
窓には厚手のカーテンをかけ、屋外の明るさや騒音をシャットアウトしましょう。
 
次に、生活習慣を見直しを。最も避けたいのが、寝る直前までパソコンやテレビを見ていることです。
 
画面の明るさはもちろん、興味のある情報にふれることも脳を刺激するため、不眠の原因になるからです。
 
カフェインを含む飲みものも、夜は控えめに。また、寝酒もおすすめできません。寝つきはよくなりますが、夜中に目が覚める原因にもなり、かえって眠りの質を悪くします。
 
また眠れないのを気にしすぎないことも大切です。
 
布団に入ってから何時間も寝つけないという人がいますが、実際に脳波をとって調べてみると、断続的に眠っている事が多いもの。
 
眠れないことを気にしすぎると「不眠恐怖症」に陥ってしします。
 
眠りたいのに眠れないのは誰にでもあることで、病気ではないのです。
 

 

寝つきをよくする工夫

不眠気味の人は、眠れないのを気にしすぎないことが大切。寝つきをよくする方法も試してみましょう。
 
リラックスできる環境をつくる ぐっすり眠るためには、リラックスすることが第ー。精神安定作用があり、眠気を誘うラベンダーの精油などを香らせてみても。
 
入浴後、すぐにふとんに入る 入浴によって上がった体温が下がるとき、深い眠りに入りやすい。入浴後、体が冷える前にふとんに入るようにするとよい。
 

リラックスできるツボ

筋肉の緊張をほぐし、神経の興奮を鎮めるのに役立つ。
 
ウツボの押し方
①左右の天柱にそれぞれ親指を当て、息をはきながら約3秒押す。
 
②息を吸いながら、3秒間、体の力を抜く。
 
③①~②を3回くり返す。 ※ツボを押すかわりに、蒸しタオルを当てて温めてもよい。
 
天柱 うなじの両側にある筋肉の外側。後頭部の髪の生え際あたり。   

よく眠れる環境のつくり方

快眠のためには、寝室の環境を整えることも大切。
 
寝具やパジャマも、心地よく感じられるものを選びましょう。
 
パジャマは体をしめつけないデザインのものを選ぶ。吸湿性や肌触りがよいものがおすすめ。
 
上衣のすそをズポンに入れると、冷え予防に!
 
眠るときには、できるだけ真っ暗に。
 
睡眠を促すメラトニンの分泌を活発にするため、寝る1時間ほど前から室内を暗めにしておく。
 

安眠のコツ

「朝方まで寝つけない」などと言っている人でも、実際には知らない間に眠っていることがほとんど。眠ろうとあせらず、リラックスを!
 
カーテン 屋外の明るさや騒音が気になるときは、厚手のカーテンで光や音を遮る。
 
枕 体に合う高さのものを選ぶ。仰向けに寝たとき、首のカーブが、自然に立っているときと同じ状態になるものが理想。不自然にあごを引いたり、反対にあごが上がったりするものは避ける。
 
ふとん 吸湿性・保温性がすぐれたものを選ぶ。重さなども、好みに合わせて調節する。
 

こちらの記事もおすすめ


 

アプリ特集はこちらから

  1. この記事へのコメントはありません。