シワ|ただしい改善方法と間違ったやり方


 

気づいた時にはシワは深くなり手遅れに…

シワを予防・改善するためには、シワの原因を正しく知っておく必要があります。
 
いちばん多いカン違いが、「シワは肌の乾燥によってできる」というもの。
 
乾燥がシワの原因の一つであることはたしかですが、乾燥によるシワは、見えるか見えないかの浅いものだけ。
 
はっきり見えるシワは、乾燥ではなく、肌のコラーゲンの減少などによ ってできたものです。
 
シワは、大きく3種類に分けられます。
 
一つ目が「ちりめんジワ(小ジワ)」。目元などにできる浅いシワです。
 
主に乾燥が原因で、肌に十分なうるおいを与えれば回復します。
 
二つ目が「表情ジワ」。笑ったときなどにあらわれるシワで、表情を元に戻すとシワも見えなくなります。
 
三つ目が「真皮のシワ」。コラーゲンが減って真皮が弾力を失い、表情ジワが元に戻らなくな ったものです。
 
女性が気にするシワの大半は、真皮のシワ。こうしたシワの対策としては、保湿ではなく、コ ラーゲンを増やすケアが必要です。
 
シワは、いったんできてしまうと消すのが難しいもの。日ごろから予防のためのケアを心がけましょう。
 

 

色々なシワのタイプ

【ちりめんジワ】
乾燥による浅いシワ。肌がうるおうと、ほぼ見えなくなる。
 
【真皮のシワ】
コラーゲンの減少による深いシワ。保湿しても消えない。
 
【目の下の小ジワ】
下まぶたのたるみによってできる。進行するとクマのようになることも。
 
皮膚が薄い部分なので、レチノール配合の化粧品やピーリングなどのセルフケアの効果が比較的あらわれやすい。
 
【額】
眉を上げる癖がある人にできやすい。老化によって上まぶたが下がってくると、無意識のうちに眉を上げることに。髪を強く結うなど、頭皮を引っ張ることも額のシワの原因になる。
 
皮膚がかたく厚いので、スキンケアでの改善が難しい。消したい場合は、ボツリヌス注射などの美容医療も検討を。
 
【目尻】
笑い上戸の人にできやすい。レチノール配合の化粧品によるケアが効果的。
 
【法令線】
シワというよりたるみ。ほぼ全体が下がってきているので、法令線の部分だけケアしても改善しにくい。
 
美顔器で、ほぼ全体に超音波式のマッサージをする。どうしても消したい人は、美容外科でヒアルロン酸の注入を
 
【口の周りの縦ジワ】
タバコをすう人や、歯肉がやせている人にできやすい。レチノール配合の化粧品やピーリングといったセルフケアのほか、美容外科でのヒアルロン酸注入なども効果的。
 

 

肌老化を止めてコラーゲンを増加

真皮のシワを予防し、進行をくい止めるために必要なのは、コラーゲンをふやすことです。
 
ただし、コラーゲン入りの化粧品を使っても、それは肌のコラーゲンにはなりません。
 
コラーゲンは分子が大きいので、肌に塗っても浸透しないのです。
 
仮に肌の奥まで届いたとしても、体外から入ってきたものが自分のコラーゲンとして定着することはありません。
 
また、食品やサプリメントからコラーゲンを補給することも、あまり有効とは言えません。タンパク質の一種であるコラーゲンは、胃腸でアミノ酸に分解されてから吸収されるので、コラーゲンのまま肌に届くことはありません。
 
もちろん、アミノ酸はコラーゲンの原料にもなりますが、加齢による肌の衰えの原因は、主にコラーゲンを「つくる働き」が弱まること。
 
原料をたくさん補給したからといって、コラーゲンがふえるとは限らないのです。
 
肌のコラーゲンをふやすために必要なのは、コラーゲンを塗ったり飲んだりすることではなく、コラーゲンをふやす働きをもつビタミンC誘導体やレチノールなどを補うこと。
 
これらの成分を含む美容液などを、日々のスキンケアにとり入れましょう。
 

 


 


 

真皮のシワのセルフケア

【毎日のケア】
コラーゲンアップに役立つスキンケア シワ予防効果がもっとも高いのは、レチノール。ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル)もおすすめ。
 
紫外線対策を欠かさない 肌のコラーゲンは、紫外線を浴びることによって壊されていく。日ごろからきちんと紫外線ケアをして、コラーゲンを守る。
 
【週に1~2回のケア】
イオン導入でビタミンCを肌の奥へ ピーリングをしたあとは、ビタミンC誘導体配合の化粧水に、イオン導入器をプラス。肌への浸透力が、数十倍に高まる。
 
ピーリングでターンオーバーを促す ピーリングで古い角質をとり除くとターンオーバーが活発になる。肌の代謝が高まるため、コラーゲンアップにもつながる。
 

 

皮膚を伸ばしてもシワは直らない

真皮のシワは、皮膚が折りたたまれるところにできます。
 
笑ったり顔をしかめたりすると、顔にシワがあらわれます。
 
肌に弾力があればこうしたシワはすぐに消えますが、肌のハリが失われていると、真皮にまでシワが刻まれてしまいます。
 
つまり、真皮のシワは表情ジワがあらわれやすいところにできるのです。
 
顔をしかめたり、目を細めたりする癖がシワの原因になることもあるので要注意です。
 
シワが気になるからと、皮膚を引っ張ったり、顔を大きく動かす顔面体操をしたりするのも 逆効果です。
 
皮膚を伸ばしたりもち上げたりしても、シワの改善にはつながりません。
 
それどころか、引っ張ることでコラーゲンが伸びたり切れたりして、ますます肌のハリを失う可能性もあります。
 
同じ理由で、美容液やクリームを塗るとき、シワを広げるのもやめましょう。
 
シワの中まで塗り込んでも、それでシワが改善することはあまりなく、むしろ強く引っ張るダメージのほうが大きいのです。
 
マッサージは、正しく行えばシワ予防に役立ちますが、肌を引っ張ったり強くこすったりしてしまうと逆効果。
 
自己流で行うより、超音波式の美顔器などを使ったほうが安心です。  
 

 

シワの原因例

肌を引っ張る スキンケアやメイクの際、肌を強く引っ張らないように注意。コラーゲンが壊れて肌のハリが弱まり、シワが悪化することも。
 
表情の癖 顔をしかめると眉間、眉を大きく上げると額にシワができやすい。喫煙の習慣も、口元に細かいシワができる原因に。
 
化粧直しをしない 日常の紫外線ケアはパウダーファンデーションだけで十分。ただし、落ちてしまうと効果が下がるので、こまめに化粧直しを。
 
UVケアが不十分 紫外線は、コラーゲンが壊れたり変性したりする原因に。真皮に届くA波はガラスを通りぬけるので、室内でも油断しない。
 

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