消臭スプレーはとても便利で、洗濯が困難な服や布団などにスプレーを吹きかけるだけで除菌と消臭が出来ます。

ですが、除菌99%だからといって「消臭スプレー」をすれば、洗濯をしなくても大丈夫と考えるのは大きな間違いです。




消臭スプレーの正しい選び方

・消臭スプレーに含まれる成分の「除菌剤」は陽イオン界面活性剤が使用されている場合が多く刺激が強いです。

・低刺激な「両性界面活性剤」を併用した商品のほうが優しい作りになっていますが、除菌効果も薄れてしまいます。

・界面活性剤は揮発しないので、洗わない物に繰り返し使用する事で蓄積されるので、肌に直接触れる布団や衣類などの多用は注意が必要です。

 

 

界面活性剤の種類

界面活性剤には刺激が強く柔軟作用のある「陽イオン系」や、効果は薄れますが「両性イオン系」を併用した優しめのタイプもあります。

【陽イオン系】

陽イオン系は種類が少なく、 刺激の強い「第四級アンモニウム塩」が主流です。しかし、刺激の低い「第三級アミン塩」も利用され始めています。

主に柔軟剤として利用され、リンスやトリートメントの主成分。触れた対象にプラスの静電気を与え、殺菌消毒作用を持っています。

【陰イオン系】

「石鹸」「ラウレス硫酸N№」 などが有名ですが、最近では静電気を与える力を弱めた「アミノ酸系界面活性剤」「酸性石鹸(カルポン酸系)」 も誕生しています。

シャンプーの主成分。 触れた対象にマイナスの静電気を与え、アルカリ性で洗浄力が増強します。

 

【両性イオン系】

ベビーシャンプーや食品にも使われるほど安全。酸性で柔軟剤、 アルカリ性で洗剤になります。

【非イオン系】

洗浄補剤や食品添加物として利用されます。非常に安全性が高いが全て合成成分。親油性に優れ、脱脂力も高いです。



消臭スプレーによる肌への負担

衣類·布製品用の消臭スプレーには、家庭用品表示法の対象外となっており成分名などは詳しく記載されていないのが現状です。

成分の中には、毒性や刺激を持つ陽イオン界面活性剤(第四級アンモニウム塩)が使用されている場合が多いです。

 

消臭スプレーの中には「縁茶」や「トウモーロコシ」などの安全性が高い成分を消臭剤とした様々な種類がありますが、それだけでは力不足なことから陽イオン界面活性剤の「除菌剤」が含まれているので、肌に触れる物への使用には注意が必要です。

含まれている界面活性剤の成分によって同じ箇所に何度も吹きかけていると蓄積されてしまうので、肌に触れない衣類やカーテン等で使用する分には問題はありませんが、寝具など使う場合には注意が必要です。子どもやペットがいる場合も同様です。

 

 

消臭スプレーの匂いの原因

消臭スプレーで匂いが消えるのは、化学成分で匂いの物質を「吸着」させているからです。

汚れが消える訳ではないので、洗濯は定期的に必要です。

 

 

両性イオン界面活性剤の効果

臭い物質はプラス、マイナスのどちらかの静電気を持っている場合が多々あります。

両性イオン界面活性剤はプラス、マイナスどちらも帯電できるため臭い物質の電荷を中和して消臭しています。

 

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