薄毛|薄毛やフケの原因!加齢・貧血・血行不良など


 

加齢によって髪が変化

30代後半ぐらいから髪が減り、細くなってハリやコシが失 われたように感じる人がいます。
 
加齢で髪が減るのはホルモンバランスの変化によるものであり、男性と同様、遺伝的な体質がかなり関係します。
 
加齢のほか、貧血や生活習慣の乱れも髪の状態にかかわるので、生活リズムや食事の栄養バランスを見直すことも大切です。
 
シャンプーなどに含まれるシリコンや洗い残した皮脂が毛穴に詰まると髪が抜ける、というのは俗説です。
 
また、髪のパサつきは、髪の表面を覆うキューティクルがはがれ、髪の内部の水分が奪われるせいです。
 
髪が傷む原因はさまざまですが、よく知られているのが、パーマやカラーリングと、ドライヤーなどの使いすぎ。
 
パーマやカラーリングの場合は、薬剤を浸透させるためにキューティクルをいったん壊すため、どうしても髪がダメージを受けます。
 
また、ドライヤーやヘアアイロンは、髪をつくるケラチンに熱ダメージを与えます。
 
パーマやカラーリングは回数を控えめにし、ドライヤーなどの使用は短時間ですませるなど、ダメージを小さくする工夫をしてみましょう。
 

 

キューティクルを守る

ドライヤーは髪から離して ドライヤーをかけるのは、十分にタオルドライをしてから。ドライヤーの吹き出し口は、髪から20cmほど離す。髪が乾くと急に温度が上がるので、乾ききる前に冷風に切り替えるとよい。
 
びっしょりぬれた髪に強いドライヤーをかけてはダメぬれた状態はキュー ティクルが浮き上がっており、ダメージを受けやすい。
 
紫外線から髪を守る 紫外線を浴びるとキューティクルが傷む。屋外では帽子をかぶる、髪をたばねる、髪用のUVケアアイテムを使うなどの方法で髪を守る。

薄毛の予防

鉄分をとる 貧血が原因で髪が減ることがあるので、日ごろから鉄分をとるように心がける。検査上、貧血ではなくても、体内の貯蔵鉄が不足する「潜在性鉄欠乏性貧血」の人がふえている。
 
頭皮の血行を促進 地肌の血行が悪くなることも、薄毛の原因に。髪を結ぶときは、強く引っ張らないように注意。頭皮マッサージも効果的。
 
生活リズムを整える 髪の状態も、生活習慣の影響を受ける。早寝早起きと栄養バランスのとれた食事を心がけ、健康な髪を育てる。
 

 

髪の構造

健康な髪は、10~12%の水分を含んでいます。
 
毛母細胞の間には、メラニン色素をつくるメラノサイトもあるため、髪が黒くなります。
 
【皮脂腺】
皮脂が毛をコーティングしている。
 
【毛母細胞】
毛乳頭をとり囲むように存在する。毛母細胞が分裂して新しい髪の細胞となり、肌の上のほうへ押し上げられていく。
 
【毛乳頭】
毛の根元にあり、新しい髪をつくっている。
 
【毛髄(メデュラ)】
髪の中心にあり、やわらかなタンパク質が主成分。
 
髪の太さは、直径0.05~0.15mm程度。25~30歳ごろから細くなっていく。
 
毛の断面が円形だと、ストレートヘア。卵形や楕円形だと癖毛になります。
 
【毛皮質(コルテックス)】
タンパク質の一種・ケラチンが主成分で、髪の85~90%を占める。線維状の構造になっており、含まれるメラニン色素の量や種類で髪の色が決まる。
 
【毛上皮(キューティクル)】
かたいタンパク質でできた透明なうろこ状のものが4~10枚重なっている。1枚の厚さは、約0.005 mm。外部の刺激から髪の内部を守る働きをしている。
 

 

ヘアサイクル(毛周期)

全身の毛は、以下のようなサイクルで、伸びては抜け落ちることを繰り返しています。
 
球状にふくらんでいた毛根が細くなっていき、抜けやすくなります。
 
【成長期】
古い髪が毛根から離れると、毛乳頭で毛がつくられ、伸び始める。新しい髪が成長すると、古い髪は毛穴から押し出され、自然に抜ける。
 
【退行期】
成長期が終わると、毛乳頭での細胞分裂が止まり、髪が伸びなくなる。毛の根元が縮んだようになり、毛母細胞から離れる。
 
【休止期】
毛母細胞で新しい髪がつくられ始め、古い毛は休眠状態になる。
 

髪はどこまで伸ばせる?

個人差はありますが、髪は1日に0.3~0.5mm、1カ月で約1cm伸びます。
 
髪の成長期は3~5年。退行期は2~3週間、休止期は数カ月です。
 
つまり、髪の寿命は長くても5年強。どんなに伸ばしても、男性なら腰、女性なら足のあたりまでしか伸びません。
 
女性のほうが長く伸びるのは、女性ホルモンの影響で、女性のほうが髪の成長期が長いためです。

生活環境の見直し

フケやかゆみがひどいときは皮膚科へ。脂漏性皮膚炎の場合、塗り薬で治療することができます。
 
同時に、食生活を見直すことも大切です。栄養バランスのよい食事を心がけ、油っこいものや刺激の強いものはとりすぎないようにしましょう。
 
フケは、頭皮の角質層が垢となってはがれたもの。ほかの部分の肌と同様、頭皮もターンオーバーをしているので、多少のフケは異常ではありません。
 
ただし、フケの量が急にふえ、きちんとシャンプーしていても目立つような場合は、頭皮のトラブルを疑ったほうがよいでしょう。
 
フケがたくさん出たり、頭皮にかゆみが起こったりする原因として最も多いのが、脂漏性(しろうせい)皮膚炎。
 
皮脂分泌のバランスの乱れや免疫の低下などによって、頭皮が炎症を起こすものです。
 
脂漏性皮膚炎のケアの基本は、頭皮を清潔に保つことです。
 
シャンプーは、毎日または1日おきに。低刺激性のシャンプーを使い、指の腹でやさしく洗います。
 
乾燥するとフケがふえるので、髪を乾かすときはドライヤーの熱風を頭皮に長く当てないように注意します。
 
乾燥が激しいときは、椿油などで保湿してもよいでしょう。
 

 

フケが気になる時のケア

乾燥がひどいときは保湿 頭皮が乾燥しているときは、椿油で保湿するとよい。少量の椿油を指先にとり、頭皮を軽くマッサージするようになじませる。
 
頭皮を清潔に保つ 低刺激性のシャンプーで、毎日または1日おきに洗う。指の腹で頭皮をやさしくもむように洗い、しっかりすすぐ。
 
食生活を見直し 栄養バランスを考えた食事を、1日3回とるのが基本。皮脂の過剰な分泌を招く油っこいものや、刺激物などの食べすぎにも注意する。
 

症状が改善されない時

頭皮のケアや食事の見直しをしても症状が改善しない場合は、皮膚科を受診する。
 
フケの原因が脂漏性皮膚炎であれば塗り薬で症状を抑えることができるが、完治するまでに数年かかることもある。
 

 

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