『このファン』ゴージャスカジノのバニー|ストーリー【クリス&アイリス】
クリス:よく外出を認められたね。お城の護衛や付き人の人達、厳しいんでしょう?
アイリス:最初は反対されたのですが、社会勉強のためだと言って必死で説得して…やっと認めてもらったのです。
でも流石に1人では許してもらえず。ララティーナの信用する人物が案内するならと…。
クリス:あー、それであたしに案内役のお鉢がまわってきたのか。
アイリス:今日は1日、案内をよろしくお願いします。
クリス:それで、どこを案内すればいいのかな?行きたい場所とかあるなら連れて行くけど…。
アイリス:行きたい場所…そうです、あの場所!本で読んだことがあって、行ってみたいと思っていたのです。
アイリス:ここが、欲望とお金が渦巻くという場所ですか。
クリス:まさかカジノに来たがるなんて…。ダクネスに聞いた通り、なかなかおてんばな王女様だなぁ。
アイリス:ところで、あの…どうしてこんな格好を?
クリス:身分を隠す為の変装さ。勉強中の新入り従業員ってことにすれば、ものを知らなくても不審に思われないでしょ?
アイリス:なるほど…勉強になります!
クリス:何から遊ぶ?あっちがポーカー、あそこがブラックジャック、1番簡単なのは…このルーレットかな。
アイリス:ルーレット?遊び方を教えてください。
クリス:これは、ボールがどこのポケットに入るかを当てるゲームだよ。ポケットの色と数字を示して、当たれば勝ちだからね。
アイリス:はい、わかりました!
クリス:ちなみに、お忍びで来てるんだし大きな声じゃ言えないけど。ルーレットは『カジノの女王』って呼ばれてるんだよ?
アイリス:そうなんですね…。王女として、負ける訳にはいかないです!すみませーん!このチップを全部、ルージュの12に!!
クリス:ええっ!?ぜ、全部って…この量を本当に賭ける気!?
マスター:…本当によろしいのですか?
アイリス:はい、よろしくお願いします。
マスター:かしこまりました…では、いきます!
クリス:初心者だしレッド・ブラックとかから賭けるかと思ったら、いきなりストレート・アップだなんて…。そうそう当たることないけど。なかなか無茶する王女様だなあ。
マスター:ま、まさか…ルージュの12!?
アイリス:わ~、当たりました!チップがこんなにたくさん…。
クリス:えぇぇぇぇ!?あ、当たっちゃったの!?36倍!?あたしも驚きの幸運だね…。
アイリス:はい。自分の年齢の数字を選んだだけなのに…運がいいです。
クリス:…ん?自分の年齢の数字?
アイリス:はい、12歳になります。
クリス:…今すぐここから出よう!!
アイリス:ど、どうされたのですか!?
クリス:どうしたも何も。あたしってばうっかりしてたよ。12歳でカジノは流石に早いって!
クリス:王女様をカジノに連れて来たなんて知られたら怒られちゃう…。だから、今日のことは絶対に内緒だよ?
アイリス:名残惜しいですが、仕方ありませんね。でもその代わり…。大人になったらまた連れてきて下さいね?
クリス:分かった。大人になったら…約束ね。
アイリス:はい、約束です♪
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