このファン渚の美人プリースト画像
 


ルナ:トロール達がまた襲ってきたようでして。カズマさんにーー


カズマ:…やだ。
 
ルナ:ええっと、これまでに何体もトロールを倒してきた、優秀な冒険者のサトウカズマさんにクエストをーー
 
カズマ:いやだ!こんな暑い真夏日に誰が好き好んで、暑苦しい脂肪だらけのトロール達を相手にするっていうんだ。
 
ルナ:それは困りましたねえ。なんでもそのトロール達、踊り子のアクセルハーツを狙っているという噂があるのですが…。
 
カズマ:うっ…ってことはまたダニエルの差し金か…!プロデューサーとして無視は出来ないな。
 
カズマ:…分かりました、行きますよ。
 
ルナ:ありがとうございます!トロールの出没地点なのですが、この海の辺りでして…。
 
???:…海?
 
カズマ:場所はギルド側で用意してくれよ?
 
セシリー:待って下さい。その馬車に私も乗せてもらいましょうか!!

 
カズマ:セシリー…急に現れて何を言ってるんだお前は。
 
セシリー:私もクエストを手伝うと言っているんですよ。プリーストとしてお役に立ちますから、連れて行って下さい!
 
カズマ達は長い間場所に揺られ、ようやく海へとたどり着いたーー
 
カズマ:よーし、着いたぞー。
 
アクア:照りつける太陽に、寄せては返す波の音!うーん、夏ね!
 
めぐみん:暑い…海に来てまでこの恰好は…。
 
ダクネス:仕方ないだろう。今日の目的はトロール退治なのだからな。
 
カズマ:そうそう。俺達は遊びに来たわけじゃーー
 
???:皆さ~ん、何を険しい顔してらっしゃるんですか~?早くこっちに来てくださいよ~!
 
カズマ:…何で水着?なんで海で遊んでるんだ?

 
セシリー:あら~?お姉さんの水着姿に興奮しちゃった~?
 
カズマ:そうじゃなくて、呆れてんだよ。
 
アクア:いいなー、私も水着持って来ればよかったかしら…。
 
ダクネス:なかなかハレンチな水着だな。私があれを着れば、男どもの視線を…くうっ!!
 
セシリー:皆さんで遊びましょうよ!!
 
めぐみん:遊ぶのはクエストが終わった後にしましょう。まずはトロールの退治が先です。
 
セシリー:もう、めぐみんさんったら真面目なんだから。でもそんなところも可愛いわよ。
 
ダクネス:それにしても、本当にこんな所にトロールなんているのだろうか?
 
カズマ:ギルドのお姉さんは「アクセルハーツが狙われてる」って言ってたけど…。
 
アクア:もしかして担がれたんじゃない?アクセルハーツ狙ってる連中がこんな所にいるなんて…。
 
トロールウォーリア:あー、だりぃ…。

 
トロールB:これな暑さじゃ真面目に働き気になんねーわ。
 
トロールC:ほんとそれ。マジ暑すぎ…っしゃ、もうひと泳ぎするか!
 
カズマ&めぐみん&ダクネス:うわぁ…。
 
アクア:いたわね。しかもかなり気を抜いて…。
 
セシリー:ちょっと、そこのトロ―ルさん!ビーチを占拠したらダメよ!?
 
トロール達:…うらああああああああああ!!
 
アクア:急に凄み出したわね。さっきまで気を抜いていたのに。
 
セシリー:まさか、私の水着姿がトロール達まで興奮させたとか!?
 
カズマ:多分違う。
 
セシリーに呆れつつも、一同は襲い来るトロールに向けて武器を構えるのだったーー
 


 
トロールウォーリア:グ…グガッ…。
 
アクア:これで終わりね。フッフーン、女神の力を思い知ったかしら? 

 
セシリー:さすがは水の女神様です、アクア様!!
 
アクア:まあね~。それほどでもありますけど~?
 
カズマ:こいつ、女神扱いされてまんざらでもなくなってやがる。
 
ダクネス:おいカズマ、セシリーは随分アクアに心酔しているようだが、このまま放っておいていいものだろうか?
 
めぐみん:ですね。アクアはすっかり自分を女神だと思い込んでいる残念な子だと、そろそろ教えてあげた方がいいのでは?
 
カズマ:うーん、そうだなぁ…
 
アクア:それ…花鳥風月~♪
 
セシリー:きゃああああ!素晴らしいわ!これこそまさに女神様の恵みの聖水だわ!
 
カズマ:…特に害はないんだし、このまま放っておいていいんじゃないか?
 
めぐみん:確かにそうかもしれません。アクアが女神じゃないと分かったら、セシリーの私達の勧誘もさらに過激になるかもしれませんし。
 
ダクネス:うむ。特にエリス教徒である私には、勧誘ではなくどんな責め苦を負わされるか…考えただけでゾクゾクしてくるな。
 
カズマ:そんな風に考えるのはお前だけだ。さて、それじゃ用も済んだことだし帰るとするか。
 
セシリー:待って下さい!遠路はるばる海までやって来たのに、もう帰る!?水の女神様の罰が当たりますよ!ねえアクア様!?
 
アクア:えっ、私も別にいいわよ?ここにいても暑いだけだし。水着もないし。
 
セシリー:水着なんていうらでもありますよ。ちょっとお待ちを…はい、このワカメを体にまけば水着に早変わり!
 
めぐみん:お、お姉さん。こんなのを水着に出来るわけないじゃないですか!
 
セシリー:ほらダクネスさんも。そんな甲冑なんか脱いで…。
 
ダクネス:や、やめろ…そんなぬるぬるしたもので体を隠すなど、騎士のやることではない!!
 
アクア:海水の水着か…ちょっといいかもしれないわね。
 
カズマ:それはどうか分からんが…。ワカメで裸を隠すとか、ちょっといいな。

 
セシリー:水に入れば涼しいですよ!夏にはもってこいのイベントじゃないですか!沢山泳いで、泳ぎ疲れたら釣りなんかをして、カズマさん確かティンダー使えましたよね?
 
釣った魚でバーベキューよ!そして焚火を囲って、みんなで歌を歌うの!素敵ね!
 
めぐみん:まあ水着はともかく…後半は楽しそうですね。
 
セシリー:でしょう?忘れられない夏の思い出を作って…。最後には入信書にサインを!!
 
カズマ:いや、それはしない。クエストの報告もあるし、帰るぞー。
 
セシリ―:そんな!!せめて、せめて入信をぉぉぉぉ!!

 

 
セシリーが砂浜に書いたアクシズ教の勧誘文は、波に消され誰も見ることはなかったというーー
 

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